
「Square(スクエア)」は
キャッシュレス決済導入を検討している事業者の方と
すでにクレジットカード決済等を導入している中小企業経営者に
お勧めしたい「キャッシュレス決済サービス」です。
スクエアは2019年5月14日に正式に政府指定の「登録決済事業者」に認定されました。
「キャッシュレス・消費者還元事業」にエントリーし、参加加盟店になった中小企業がスクエアを導入することで
- 決済端末無料(SquareReader 7980円)を無償提供
- 決済手数料負担減(通常3.25%→2.16%へ)
- 消費者へポイント5%還元
という恩恵を受けることができるようになります。
- 維持管理費は決済手数料のみ
- 決済端末導入に手数料がかからない
- 決済手数料が2.16%でクレジットカード決済が導入できる
- キャンペーン中30万円までの決済手数料が無料
- Suica等の非接触型決済に対応
- 最短翌日入金
- 年会費無料・解約手数料なし
- 振込手数料
- 導入は最短申し込み翌日から可能
それでは、キャッシュレス決済導入事業者「スクエア」について解説していきます。
※キャッシュレス・消費者還元事業について知りたい方は下記プラスマークをタップしてください。
[su_accordion][su_spoiler title=”【目次】キャッシュレス・消費者還元事業について” open=”no” style=”default” icon=”plus” anchor=”” class=””]
キャッシュレス・消費者還元事業とは
キャッシュレス・消費者還元事業とは
2019年10月1日から2020年6月30日までの間に限り、商品の購入に伴う決済にキャッシュレス手段を用いた場合、その代金の2%~5%をポイントで還元するという事業です。
スクエア|キャッシュレス・消費者還元事業について事業概要
世の中のキャッシュレス化を進めたい政府の思惑としては
- 現金決済による人件費の削減(1兆円規模)
- オリンピックで来日する外国人の購買促進
- ビックデータの集積
- 消費税増税後の消費落ち込み防止
という4点があげられます。
これらキャッシュレス決済を進めるために
消費者目線では
- キャッシュレス決済時に決済金額の2%~5%をポイントで還元
事業者目線
- 決済端末の導入補助(全額負担)
- 決済手数料の補助(1/3負担)
をすることで日本国内のキャッシュレス決済普及率を高めようという政策となっています。
補助金をもらうための企業側の登録は2019年5月中旬から受け付けています。
申請は下記ホームページから受付可能です。
詳細は下記記事を参考にしてください。

対象となる中小・小規模事業者について
業種分類 | 定義 |
---|---|
製造業 その他 | 資本金の額又は出資の総額が3億円以下の会社又は常時使用する従業員の数が300人以下の会社及び個人事業主 |
卸売業 | 資本金の額又は出資の総額が1億円以下の会社又は常時使用する従業員の数が100人以下の会社及び個人事業主 |
小売業 | 資本金の額又は出資の総額が五千万円以下の会社又は常時使用する従業員の数が50人以下の会社及び個人事業主 |
サービス業(※) | 資本金の額又は出資の総額が五千万円以下の会社又は常時使用する従業員の数が100人以下の会社及び個人事業主 |
※旅館業は資本金五千万円以下又は従業員200人以下、ソフトウエア業・情報処理サービス業は資本金3億円以下又は従業員300人以下とする。
また、農協・生協もキャッシュレス決済時5%ポイント還元の対象となりました。
通販、ECサイトも同様に対象です。
楽天市場もポイント還元の対象になりました。
ここで見るとわかる通り、ほぼ全業種がキャッシュレス・消費者還元事業の対象となるのです。
「ウチは関係ないかな…」は通用しません。
ポイント還元事業の開始は2019年10月1日から
政府施策による「キャッシュレス・消費者還元事業」によるポイント還元事業は、登録事業者としてエントリーし、参加加盟店になって初めて参加できます。
最新の登録状況は政府が見込んだ300万店舗の1/5の60万店舗となっています。
店舗側にとっては、他店と差異をつけることが出来るチャンスだと考えてよいでしょう。
今まで現金決済で事業を行っていた店舗へカード決済を導入するということのハード面でのリスクとしては
- ノウハウの把握ができない
- スタッフ教育が必要
- 収益の流れをつかむまでに時間がかかる
等、慣れるまでに時間がかかるため、導入を検討している方はすぐにエントリーして、キャッシュレス決済サービス環境を整えるべきです。
キャッシュレス決済導入のメリットとデメリット
先に触れたように、キャッシュレス決済の導入はメリットもありますが、もちろんデメリットも存在します。
下記で説明します。
キャッシュレス決済導入のデメリット

- 加盟店手数料がかかる
- 入金サイクルが乱れる
キャッシュレス決済を店舗に導入する場合、「加盟店手数料」がかかります。
この手数料は店側に支払う義務があります。
クレジットカード決済など、キャッシュレス決済を店舗側が導入すると
単純に加盟店手数料分の利益が減ります。
従来の決済事業者を使う場合、加盟店手数料は5%程度が平均値です(店舗規模、売り上げ、決済会社による)
このため、キャッシュレス決済を導入しない店舗が多くいるわけです。
稀に、クレジットカード決済価格と現金決済価格が異なる店舗を見かけますが、クレジットカード手数料をお客様に請求するのは規約違反となり、カード決済が行えなくなります。
また、入金までに時間がかかるケースが多いです。
現金払いでは、手元にお金が残りますが、クレジットカード決済の場合、決済会社から加盟店手数料が引かれた金額が入金されるのに1か月程度かかる場合があります。
小規模店舗では資金繰りが難しくなってしまうことが多いため、クレジットカード決済を物理的に導入できないという事情もあります。
そういった点で、加盟店手数料を安く設定し、最短翌日入金が実現できているスクエアのサービスは非常に魅力的だと思います。
キャッシュレス決済のメリット

一見して、売り上げの一部が減ってしまうという点だけを見ると、キャッシュレス決済を導入をやめたくなりますね。
現金決済の方が利益が上がるわけですから。
一方で、クレジットカード決済を行うと生じるメリットも当然存在します。
- 所持金が少ない人にも購入してもらいやすい
- 現金決済に比べて客単価が高くなる傾向にある
- お釣りの渡し間違いがなくなる
- 完全にキャッシュレス決済のみにした場合、レジ締めがいらなくなる
- 完全にキャッシュレス決済にした場合、店舗に現金がないため防犯上有利になる
- 2019年以降は集客に有利になる
一番着目してほしいのは
- 2019年以降は集客に有利になる
という点です。
ユーザーニーズに応えた店舗経営を目指そう
政府主導のキャッシュレス決済推進計画では、2025年までに国内のキャッシュレス決済比率を(現金比)40%まで高めると公言しています。
5人に2人がキャッシュレス決済を行う計算です。
また、2020年の東京オリンピックでは多くの外国の方の来日が予想されています。
![]()
出典:経済産業省キャッシュレス・ビジョン(2018年)
少し古いデータですが、諸外国のキャッシュレス決済化が大幅に進んでいることが分かると思います。
最新の統計では、韓国-9割以上 中国‐8割以上がキャッシュレス決済手段を用いて商品を購入しています。
海外の方が日本でクレジットカード決済を行うメリットとして、現地通貨を日本円に両替しなくても、カード一枚持っているだけで、現地通貨レートで買い物ができるということが挙げられます。
当然、オリンピックで来日した方々はキャッシュレス決済手段を用いて決済を行うでしょう。
その時にあなたのお店が現金決済のみしか対応していなかったら大きな機会損失になると思います。
「加盟店手数料」は顧客の間口を広げるための必要経費です。
現在のユーザーニーズに応えられる店舗運営をするにはキャッシュレス決済の導入は必須ということが分かっていただけたと思います。
まずは、キャッシュレス・消費者還元事業の加盟店としてエントリーしましょう。
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キャッシュレス決済事業者―Square(スクエア)とは

前述した点もありますが、非常に導入のハードルが低くなっているお勧めのキャッシュレス決済事業者、スクエアについて紹介します。
2019年5月14日でSquare(スクエア)は正式に「登録決済事業者」に決定し、登録が完了しました。
Square(スクエア)とは
Square, Inc.(スクエア)は
カリフォルニア州サンフランシスコに本社を構えるモバイル決済企業です。
アメリカの企業で2010年創立となっている比較的新しい会社です。
近年ではアメリカ国内をはじめ、カナダ、日本、オーストラリア、イギリス、アイルランドに事業拠点を置くグローバル企業です。
株価も上昇傾向にあり、今非常に好調な会社といえるでしょう。
決済サービス「Square(スクエア)」とは
画像引用:スクエア|公式ホームページ
iPhoneをはじめとするスマートフォン端末やタブレット端末に接続した「Square Reader(スクエアリーダー)」を介して、クレジットカード決済・非接触型ICカード決済を行うサービスです。
※2019年3月28日から新型のリーダーが導入されてたことで、今まで非対応だった非接触型ICカード(Suica等)の利用が開始される見込みとなりました。
スクエアの導入に必要なもの
スクエアの導入に必要なのは
- 決済端末
- 通信可能なスマートフォン/タブレット
です。
スマートフォン/タブレットについては
iPhone/iPad/Androidのどれでも構いません。無線電波通信もしくはWi-Fiに接続していればどの機器でも導入可能です。
Wi-Fi環境がないという事業者の方は、工事不要で通信上限のないレンタルWi-Fiサービスの導入を検討すべきです。
通信上限のないという点では「どんなときもWi-Fi」がおすすめです。
[blogcard url=”https://sim.greenechoes-studio.com/archives/76″]
決済端末は下記の二種類が用意されています。
- Square Reader
- Square Stand
Square Reader(スクエアリーダー)¥7,980-

スクエアリーダーは従来型の磁気カードだけでなく、ICチップ搭載のスタンダードなクレジットカード、非接触型ICカードでの決済を可能にする決済端末です。
お使いのiPhone/iPad/Androidと接続することで、決済が可能になります。
新型になったリーダーは電池容量が増加し、1日中決済を充電なしに受け付けることができます。
決済のみを行う簡易的なものですので、まずキャッシュレス決済を導入したいと思っている店舗におすすめです。
スクエアリーダーであれば、キャッシュレス・消費者還元事業の登録加盟店である中小企業であれば無償で提供してもらえます。
スクエア|キャッシュレス・消費者還元事業について
Square Stand(スクエアスタンド)¥32,980-

iPadを専用のスタンド(スクエアスタンド)にセットするだけでPOSレジが完成します。
POS(Point of Sales)とは
POSレジとは、お客様と金銭のやりとりをした時点での販売情報を管理するシステムを搭載したレジなのです。
ネットワークに繋がったレジから、販売情報が集約され、蓄積・分析されることで、お店や企業の売上改善を図るものなのです。
もともとは本部機能を持った小売チェーンや飲食チェーンが導入することが多いPOSレジでしたが、近年では小規模店舗でもデータ解析を行い、店舗運営の改善などを行うようになってきました。
POSレジを導入することで、販売情報のすべてがデータ化され、お店の収益向上が見込めます。
スクエアリーダーに比べると本格的なレジシステムになります。
商品管理をデータ化して効率化を図りたいという店舗におすすめです。
また、アクセサリを接続することで、現金との併用はもちろんのこと、さまざまな製品を接続して使用することができます。

日々の売り上げや在庫状況の把握、顧客情報の管理等は無料のアプリを使って使用できます。
導入費用はそれなりにかかります(32980円)が、メリットの方が大きいのではないでしょうか。
キャッシュレス・消費者還元事業に関するスクエアスタンドの導入費用については下記よりお問合せください。
スクエア|導入についてのお問合せ
スクエアを利用するときにかかる各種手数料
キャッシュレス決済導入を考える上で考えなければいけないのが手数料です。
スクエアでは非常に導入コストだけでなくランニングコストも抑えることが可能です。
決済手数料(加盟店手数料など)
スクエアの維持管理には「決済手数料=加盟店手数料」しかかかりません。
振込手数料、明細書作成費用、支払い異議申し立て対応費用などは一切かかりません。
もちろん、月額使用料も支払いキャンセル料等の費用も無料です。
また、決済手数料は事業規模や業種にかかわらず一律料金となっています。
従来型の業種によって異なる(深夜の接客商売等は10%)に比べると非常に良心的です。
前述したとおり、加盟店手数料は必要経費です。その経費が安い方がより魅力的になるのは当然でしょう。
決済手数料は下記のとおりです。
<VISA,MasterCard,American Express,Diners Club Discoverカード>
決済手数料:3.25%
→2.16%に引き下げ
<JCBカード>
決済手数料:3.95%
→2.16%に引き下げ
<手入力による決済>
決済手数料:3.75%(※VISA,MasterCard,American Expressのみ対応)
→2.16%に引き下げ
若干JCBカードの手数料が高めなのはJCB側の問題です。
JCBカード決済のみお断りしている店舗もありますが、機会損失にならないためにもこの点については必要経費と割り切った方が良いでしょう。

年会費・解約手数料
前述したとおり、スクエアでは決済手数料=加盟店手数料以外にかかる固定費はありません。
よって、年会費無料、解約手数料もありません。
月額利用費:無料
解約手数料:無料
トランザクション費用:無料
振込手数料:無料
決済手数料のみの負担であれば、導入にかかるコストのみで、あとは月のクレジットカード決済回数による変動費のみの負担で済むことができます。
多くの決済代理店から決済端末を導入した場合は必ずといっていいほど固定費がかかってきますので、その点についてもスクエアは良心的ですね。
また、客単価が安いお店でもトランザクション費用が無料というのはうれしいですし、売り上げの入金手数料もスクエア持ちというのも非常に好印象です。
Square(スクエア)|公式ホームページ
Square(スクエア)のメリット
これまで基本的なSquare(スクエア)の内容を記載してきました。
以下の内容でメリットをまとめます。
他社キャッシュレス決済業者との比較
スクエア | Airペイ | 楽天ペイ | Coiney | Times Pay | |
初期費用 | \7,980-※1 | \19,800-※1 | \18,800-※1 | \19,800-※1 | \25,000-※1 |
月額費用 | \0- | \0- | \0- | \0- | \1,500-※2 |
決済手数料 | 3.25%~3.95% | 3.24%~3.74% | 3.24%~3.74% | 3.24%~3.74% | 3.24%~3.74% |
入金時手数料 | \0- | \0- | \0~210-※3 | \0~200-※4 | \0- |
解約手数料 | \0- | \0- | \0- | \0- | \0- |
クレジットカード | 6ブランド | 6ブランド | 6ブランド | 7ブランド | 7ブランド |
電子マネー | 0※5 | 12 | 14 | 9 | 11 |
アプリ決済 | 0 | 5 | 2 | 1 | 0 |
審査機関 | 最短翌日 | 3日程度 | 3日~14日 | 2~10日 | 21日 |
入金時期 | 最短翌日 | 最短5日 | 最短翌日 | 最短11日 | 最短15日 |
対応OS | iOS / Android | iOSのみ | iOS / Android | iOS / Android | 専用タブレット |
サービス体制 | 10:00~18:00 | 09:00~23:00 | 09:30~23:00 | 10:00~18:00 | 10:00~20:00 |
※1:キャンペーン期間中は0円
※2:一定額以上の利用で0円
※3:楽天銀行利用で0円、他行は210円
※4:10万円未満で200円、10万円以上で0円
※5:随時対応予定
キャッシュレス決済業者大手5社の比較表を見てみると、スクエアだけが導入までの期間が非常に短いことが分かります。
現在、キャッシュレス決済手段を持たない店舗にとって、10月のキャッシュレス・消費者還元事業開始に間に合わせるのであればスクエアが最も早く導入可能です。
ただし、現状だと電子マネー決済とアプリ決済については対応していないため、別途申し込みが必要となります。
アプリ決済やバーコード決済を使用するユーザーはクレジットカードと紐づけなくてはいけないため、クレジットカードを持っている可能性は非常に高いです。
また、アプリ決済が普及してきた現在でも、最も身近なキャッシュレス決済は間違いなく「クレジットカード」です。
こうした点で、スクエアがバーコード決済・アプリ決済に対応していないことについてはデメリットとは言えないでしょう。
個別に導入したいのであればPayPayだけあれば十分でしょう。
クレジットカードだけでなく非接触型ICカードにも対応
2019年3月28日に新しいSquare Readerがリリースされて、電子マネーでの決済に対応できるようになりました。
随時対応電子マネーが公開される予定です。
スクエアのライバルであるリクルートのサービス「Coiney(コイニー)」は
交通系のICカード(Suica等)しか対応していません。
スクエアでは差異を出すために楽天Edyやクイックペイといった非接触型ICカードの対応が期待されます。
新しいSquare Readerは日本で一般的に使われている電子マネーの技術仕
今後、電子マネーの受け付けも可
電子マネー決済のスタンダードはNFCという国際規格なのですが、日本で導入されて一般的になっている規格はソニーのFeliCaという規格です。
FeliCaに対応するリーダーを日本向けに発売するということで、Square(スクエア)の日本にかけるウェイトが感じ取れます。
アメリカの企業だからといって決して信頼できないわけではありません。
初期投資費用がかからない
スクエアの導入に必要なのは
- 通信環境
- iPhone/iPad/Android等の電子端末
- スクエア決済機器(リーダー/スタンド)
の3点です。
新たに専用の決済端末を導入する費用がゼロで、スマートフォン等を流用できるのがうれしですね。また、下記のとおり、実質0円から導入できます。
- Squareリーダー:キャンペーン中につき実質0円
- 通信機器:スマホやタブレット端末を使えば0円
- 月会費や年会費:0円
- 入会金や事務手数料など:0円
固定費は無料、かかるのは決済手数料のみです。
小規模店舗での導入実績ももちろんあるので、あきらめる前に審査申し込みを行うことをお勧めします。
Square(スクエア)|公式ホームページ
POSレジと連動できる
スクエア決済の導入のメリットとして、Square社のPOSレジアプリ「Square POS(スクエア・ポス)」と連動して使用できる点が挙げられます。
POSレジでは、商品の売り上げ管理や在庫状況等を一括で管理することができます。
保留会計と個別精算
注文伝票を保留しておくと、お客様がお帰りの際に会計することができます。カードと現金や、複数人で別々で、など伝票を分割した支払いも可能です。
リアルタイムで在庫管理
商品の価格、名前、在庫数などの詳細はいつでもリアルタイムで変更可能。在庫管理の設定で、在庫数が少なくなった際には通知メールも送信できます。
非常に高機能なPOSレジアプリですが、年間利用料がかからないことが非常に魅力的です。
通常のPOSレジを導入するのは安価なものでも数万円はしますが
Square POSであれば導入費用はiPad等の端末代のみです。
開業するときに初期投資費用がここまで抑えられるのは店舗経営者にとってはうれしいですね。
また、現在他社のPOSレジを使用している店舗も乗り換えるメリットが大いにあるのではないでしょうか。
現在のレジスター等との連携に不安がある場合でも、オンラインサポートでの問い合わせが可能です。
Square(スクエア)|導入のご相談はこちら
加盟店手数料が安価
一般的な決済事業者の手数料は、端末導入費等の固定費に加えて4~7%程度の加盟店手数料がかかります。
一方でスクエアであれば
- 固定費:無料
- 決済手数料:3.25%~3.95%
と非常に安価です。
特に一般的な飲食店で現在クレジットカード決済を導入しているお店は加盟店手数料を5%以上取られているところが多いと思います。
「古い付き合いだから…」という理由で断り切れないかもしれませんが、明らかにスクエアがお得です。
乗り換えましょう。
「クレジットカード決済は導入費と維持管理費が高く収益が悪化する」という固定観念は捨てましょう。
月に100万円のクレジットカード決済での売り上げがあったとしても決済手数料は32500円です。
「クレジットカード決済での顧客獲得」に払う必要経費としては安いのではないでしょうか。
Square(スクエア)|公式ホームページ
決済から入金までがスピーディー

※三井住友銀行またはみずほ銀行の口座を振込先に指定した場合

※三井住友銀行またはみずほ銀行の口座以外を指定した場合
スクエアは三井住友銀行またはみずほ銀行の口座を振込先に指定した場合「最短翌日に売り上げが入金」されます。
上記の図が具体的な振込スケジュールとなっています。
金曜日から日曜日にかけてのクレジットカード決済の振込は銀行の営業日の関係か月曜になってしまいますが、それ以外は翌日振込です。
それ以外の銀行を指定した場合でも売り上げの1週間分を翌週の金曜日にまとめて振り込んでくれる形になるので、最大で10日程度で入金されます。
大手の決済事業者は、早くとも入金は1か月以上先です。
中小企業の場合、1か月入金がないということは非常に経営を圧迫しかねません。
このデメリットを見事に解消しているスクエアは非常に魅力的ですね。
Square(スクエア)|公式ホームページ
振込手数料無料
大手決済事業者の場合、振込手数料は1回あたり324円~864円の手数料がかかります。
一方、スクエアは
- Square:振込は金額を問わず無料
となってます。
仮に小規模店舗でクレジットカード決済での売り上げが100円しかなかった場合でも、振込手数料はかかりません。
しかも、振込先の銀行を問わずに手数料が無料という点もうれしいです。
大手の場合はたった100円の振込でもしっかり振込手数料をとります。
Square(スクエア)|公式ホームページ注文から導入までが非常に速い
「クレジットカード決済を導入しようと思ったら1か月以上かかった!」
なんていう話をホリエモンのブログで見た覚えがあります。
大手決済事業者は導入までに非常に時間がかかることが良く見られます。商売をする上での1か月は非常に長く、導入できるまでの期間、クレジットカード決済を考えていた顧客をみすみす逃すことになります。機会損失ですね。
この点においては、スクエアは
最短で申込み当日から利用可能
カード決済の申込みはすべてオンライン、数分程度で完了。最短当日から利用できるので、イベントでの利用や、営業開始直前の申込みでも間に合う可能性あり。
となっています。遅くとも2-3日程度でクレジットカード決済が導入できます。
ただし、決済カードの種類によって審査機関が異なりますので、すべてのカード決済を導入できるまでには最短でも7日程度かかります。
VISA,MasterCardであれば最短翌日導入可能です。

Square(スクエア)|公式ホームページ導入に必要な日数や審査について教えてくれますか?
アカウント作成後、VISA、Mastercard、American Expressは最短当日からお取り扱いいただけます。
JCB、Diners Club、Discover(追加3ブランド)は、登録店舗ごとに株式会社ジェーシービーによる追加審査が必要ですが、申請から最短3日でお取り扱いが可能です。
スクエアのバーコード決済対応について
スクエアの新型リーダー「Square Reader」はタッチ決済には対応予定ですが、最近よく見かけるバーコード決済には対応しておりません。
タッチ決済というと、日本ではSuica/楽天Edy/iD等が主流です。
海外ではVISAタッチ等が主流ですね。
2020東京オリンピックでは多くの外国人観光客はビザタッチを利用することでしょう。
今後、スクエア側で対応していく予定とされています。
合わせておすすめのバーコード決済はPayPay
クレジットカード決済と同様に普及しつつあるのがスマートフォンアプリを使った決済方法です。
スクエアではバーコード決済に対応していませんので、別途申請が必要です。
そんな中でも店舗側にとって導入しやすいのが「PayPay」です。
PayPayはCMを多く打ち、キャンペーンを積極的に行ったことで、現在日本で最も利用者数の多いバーコード決済手段だといわれています。
- 0円で始められる
- Alipayの決済手数料も無料
PayPay|事業者向け申し込みページ
PayPayは初期費用、決済手数料、入金手数料が無料
PayPayは初期導入費用がまったくかかりません。
2次元コードがプリントされた紙を設置するだけでOKです。
この読み取り式の決済を選択した時のみ、2021年9月30日まで決済手数料が0円になります。
入金手数料に関しては
ジャパンネット銀行の場合は永年無料、その他の銀行の場合は2021年9月30日まで無料となります。
PayPay|事業者向け申し込みページ
Alipay決済手数料も無料
東京オリンピックで来日するであろう中国人観光客の主な決済手段は
- 銀嶺カード
- Alipay
の2種類です。
特に関東近辺に店舗を構えていらっしゃる中小企業店舗経営者は
この中国人観光客向けにぜひPayPayを導入したいところです。
Alipayの決済手数料無料化は2021年9月30日までを予定しています。
それ以降は有償化する可能性があります。
Alipayの使用には別途審査が必要です。
詳細は事業者向けPayPay申し込みページからご覧ください。
PayPay|事業者向け申し込みページ
Square(スクエア)の導入方法
スクエアの詳細が分かったところで、申し込み方法を解説します。
クレジットカード決済を導入するにはスクエアに申請後、「審査」に通過する必要があります。
審査
審査とは、あなたの店舗がSquare側の申請基準に沿っているかどうか確認するためのものです。
「審査」と聞くと、非常にハードルが高いように聞こえてしまいますが、基本的には「店舗を運営している」という場合ではよほどのことがない限りは審査が不合格になることは少ないようです。
しかし以下の場合では審査に合格できない可能性があります。
- 事業内容の詳細が不明、もしくは怪しい点がある
- 申し込み情報(店舗住所や代表者等)に不明な点、怪しい点がある
ホームページ上に審査基準についての記載はありませんので、完全に独自の基準で審査をしているものだと思います。
「うちなんか規模も小さいし、きっと審査なんか通らないよね…」
なんて思わないでください。小規模店舗でももちろん導入実績があります。
あきらめるより先にまずは審査に申し込んでみましょう。
注意事項
審査を受けるにあたって注意事項がいくつか存在します。
決済導入ができないケース
実はSquare決済では対応できない業種やジャンルが存在しています。
- 成人向けの商品やサービス(インターネットや電話、印刷物など媒体は問わない)
- 賭博(宝くじ、カジノのチップ、レース場外での賭博、パチンコ、スロット等を含む)
- 投資や投機などの管理事業
- 刺青やタトゥー
- 質屋業
- デジタルコンテンツ(デジタル情報)の配信
- 探偵業
- 不動産仲介手数料
- 相互扶助、相互保険等
- 占いや超自然的なサービス
- インターネットオークション
- 無許可の運営事業
- 商用以外での使用
一見して共通していることは、ちょっと怪しい業種では審査に落ちてしまう傾向にあるようです。
「成人向けのサービス」がどの程度に該当するのかは私には判断がつきませんが、おそらくキャバクラ等の夜のお店はNGになる可能性が高いです。
商用利用に限る
また、商用以外での利用も困難な様子です。
商用以外というと、募金、寄付金等でしょうか。
グレーゾーンも多くあるので、まずは申請をしているのはありでしょう。
国内流通のクレジットカード決済をすべて網羅するには別途審査が必要
VISA・Mastercard・American Expressカードのお取り扱いはSquareによる審査が必要です。
JCB・Diners Club・Discoverカードのお取り扱いは、株式会社ジェーシービーによる審査が必要です。審査結果によってはカード決済サービスまたは一部カードブランドでの決済をご利用いただけない場合があります。
Squareの審査で使用可能になるクレジットカード決済は
- VISA
- Mastercard
- American Express
の三社です。
これ以外のJCB,Diners Club,Discoverカードでの決済を導入する場合には別途審査が必要になります。
これをクリアすると、晴れて国内流通のカードのほとんどを網羅することができます。
JCBカードは日本国内でも多く流通しているカードです。
決済手数料が3.95%と高く設定されていますが、機会損失を防ぐ意味でも追加審査を行うことをお勧めします。
導入までの流れ
Square導入までの流れ
必要なのは無料のアプリとSquare Readerだけ。導入はとてもかんたんです。
Step 1: 無料アカウントを作成
- メールアドレス
- 登録者情報
- 事業内容
- 入金先口座情報
Step 2: カード決済の有効化
最短申込み当日からカード決済が可能。登録したアドレスに審査結果をお知らせします。
Step 3: 決済端末の設定
Squareのアプリをダウンロードし、Square Readerを接続してください。
![]()
導入までは
- 無料アカウントの開設(公式サイトで開設可能
)
- カード決済の有効化
- アプリのダウンロード
- カードリーダーの購入
という流れになります。
キャンペーンも実施中

スクエアでは決済端末と決済手数料が無料になるキャンペーンを以前から実施していましたが、正式に登録決済事業者として認定されたため、下記サービスが主となりました。
- 決済端末無料(SquareReader 7980円)を無償提供
- 決済手数料負担減(通常3.25%→2.16%へ)
- 消費者へポイント5%還元
ただし、この恩恵を受けるためには
申請する中小企業が「キャッシュレス・消費者還元事業」へエントリー後、正式に加盟店に登録される必要があります。
まずは下記リンクからエントリーしましょう。
https://cashless.go.jp/franchise/index.html#step
それと並行して以前から実施していた
- Square Reader(\7,980-)が実質無料(キャッシュバック)
- 30万円までの決済手数料が無料
※キャンペーン期間中に無料アカウントを作成することが条件
キャンペーンも同時進行します。
<①のキャッシュバックキャンペーンについて>
キャッシュレス・消費者還元事業の登録加盟店にエントリーして落ちてしまった人への救済プランとしての立ち位置に変更になりました。
この条件として
- 無料アカウントを作成する
- カードリーダー購入後、90日以内に合計決済金額が1万円以上あること
の2点を満たす必要があります。
<②の決済手数料無料キャンペーンについて>
こちらは6月30日までに無料アカウントを作成することで30万円までの決済手数料が無料になります。
キャッシュバックキャンペーンの詳細についてSquare(スクエア)を導入しよう

- 維持管理費は決済手数料のみ
- 決済端末導入に手数料がかからない
- 決済手数料が2.16%でクレジットカード決済が導入できる
- キャンペーン中30万円までの決済手数料が無料
- Suica等の非接触型決済に対応
- 最短翌日入金
- 年会費無料・解約手数料なし
- 振込手数料
- 導入は最短申し込み翌日から可能
これまで日本国内が経済産業省が指揮してる「キャッシュレス・消費者還元事業」が2019年10月から開始されることで、キャッシュレス経済が到来するということを解説してきました。
その上で、機会損失を防ぐためにも、クレジットカード決済の加盟店手数料を「必要経費」と考え、キャッシュレス決済を導入することの重要性を説明してきました。
「うちの店舗でもクレジットカード決済を導入してみようか」と少しでも思った経営者の方は是非ともこの機会に審査だけでも申し込むことをお勧めします。
契約審査はもちろん無料で申し込み可能です。
何度も申し上げますが、2019年は中小企業にとってはチャンスです。
大手企業は2%のポイント還元なのに対して
中小企業は中小企業というだけで5%ポイント還元を受けれるのですから。
消費者に選ばれる店舗になるにはキャッシュレス決済導入は必須です。
ぜひスクエアを導入し、店舗前に「キャッシュレス決済対応!」と大きく掲示して集客・売り上げを伸ばしてください。
まずは、スクエア導入前にキャッシュレス・消費者還元事業の加盟店としてエントリーしましょう。
分からないことがあれば公式サイトで導入の相談も承っているようです。
Square(スクエア)|導入のご相談はこちらあなたの店舗の売り上げが少しでも多くなることを祈念しています。
Square(スクエア)|固定費無料のクレジットカード決済
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